2021年 10月 11日
文化ホールで公演企画、運営ボランティアをしています。
歌舞伎もその一つ。
企画する方法は2つあって、毎年歌舞伎座の巡業と言うか、地方でも観られるように何組かの座が地域別に公演するので挙手する。
もう一つは中村福助さんに近い方のお力を得て直接公演をお願いしています。
歌舞伎役者さんが公演の合間をぬって地方に出ると言うのは非常に珍しい事だと思います。
福助さんが成駒屋の大名跡である中村歌右衛門を七代目として襲名すると決まった時、襲名公演をお願い出来たらとワクワクしていましたが
残念ながらご病気になり、ずっと気にしていました。
そして
【福助は2013年11月、重度の脳出血を起こし、一命は取りとめたものの、右半身のまひや失語症の後遺症が残った。「もう一回、歌舞伎をやりたい」と強い意志でリハビリに取り組み、18年9月に4年10カ月ぶりに歌舞伎座の舞台に復帰。21年9月に再び歌舞伎座に出演した。】
歌舞伎役者でなければ、こんなに頑張らなくても良かったのかもしれない。でも頑張る理由として舞台に立ちたい気持ちがあったから奇跡を起こせた。
以前、観劇初心者の私を国立劇場の楽屋にお招き下さり、舞台裏の見学や幕の間に沢山お話しする事ができました。
早くコロナが収束し安心して
東京や当館に行き来できる日が来るといいのですが。
by peanut-street
| 2021-10-11 19:12
| 歌舞伎
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