「世に小京都は数あれど、小江戸は川越ばかりなり」
川越藩の城下町。
私の住む町もこれにならって街並み保存をしている。
と言っても石高の違い、規模も景観も足元には及ばない。
歩道は傘を差した沢山の観光客に流されるように進むので
立ち止まってカメラを向けるのも一苦労
道路にはみ出れば車にひかれる。
こういう所はブログや記憶の為の写真ではなく
ゆっくりと時の流れを感じながらめでる所なのだ。
店はほとんどが観光客向けのお土産や、食べ物屋さんで
その中で異色を放っていたのは刃物店。
(写真右下)
入ってみると細くきれいな指をしたお兄さんが
シャリッ シャリッと小気味よく包丁を研いでいた。
店内には洋ナイフ、牛刀、刀など沢山の刃物が
鈍い銀色を発して整然と並んでいる。
あれは多分糸切りばさみかな・・
目が悪いのでよく見えないが
7千円・・・か。
気持ち良い切れ味を想像するも
ん~っとうなって店を後にした。