2011年の震災で原発事故による放射性物質の拡散がありました。
よその地域では気に留めない日々になっていると思いますが、フクシマでは高線量を放つ廃炉作業や風評被害等沢山の問題を抱えています。
写真は山林や家周辺を除染した際に集められた廃棄物の山で、こうした物が各地学校や住宅敷地にあり、震災から6年目に入ろうとしている今、やっと中間貯蔵施設の県内大熊町に運ばれます。
毎朝早くからトラックが入り、静かだった森にエンジン音が響きます。
ここから百数十キロ、大熊にもきれいな自然があっただろうにこの様な物を預けてしまい心苦しい。
目の前から消えたからそれでいいと言う問題では無く、最終処分場の確保又は他県からの運び込みの懸念等、難航すると思います。
何事もこれから大人になる若い人達に支えてもらわなければならず、震災がなかったらどんな福島になっていたのか、無い物をねだっても仕方ないのですが…。