2017年 04月 12日 ( 1 )

銀色の街

川越を後にしてこの日は1泊。


移動中急な頭痛と同時に軽い吐き気。
以前も楽しいドライブの最中
一人座席の下にうずくまって小さな魂を吐いていたことがある。

薬を飲んで目を閉じた。
瞼の陰に街の灯りがうっすら映り
主人と息子がたまに会話する声が遠くから
するような気がする。


ホテルの部屋に入って少し眠る。
今頃二人は相変わらずぼそぼそと話しながら
夕飯を食べているのだろうか。


折角の夜なのに・・。


頭が熱いような、窓ガラスに額を押しつけると
まつ毛にも冷えた空気を感じる。
下を見ると赤い傘が静かに路地に消えて行った。


この街には衣替えする木々がない。
人々はどうやって季節を感じるのだろうか。
ネオンは答えてくれない。



二人がコンビニの袋を手にして帰ってきた。
おむすびとミネラルウォーター。
塩むすびは具が無いと言うなかれ
きっと中心に愛情が詰まってる。


月の裏側が半分落ちたようなスーパーアリーナが
雨を集めて光っていた。



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by peanut-street | 2017-04-12 22:52 | お出かけ | Trackback | Comments(2)

時には涙、時にはほんわか、お気楽母さんの日記です


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